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by magicalmetaphoric
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今後の予定

5/7 Joke 、 結果構文の紹介
5/14 メタファー1 (日本語のメタファーの資料を忘れずに)
5/21 メタファー2
5/28 構文文法と役割語
6/4 デザインとアラインメント、マッピング
6/11 レジュメの作り方、発表時間設定、その他
6/18 テーマについて その他
6/25 発表1 (6名)
7/2 発表2  (6名)
7/9 発表3  (6名)

宿題

卒論ゼミのブログの方に、宿題を挙げてあります。課題1 または 課題2 をやって A4 1ページ程度でメールで送付してください。

締め切り 6/4 
# by magicalmetaphoric | 2009-05-04 07:54 | 2009 木3 専門演習
メトロン君の新作を作ってください。できれば絵も描いてね。
# by magicalmetaphoric | 2009-05-04 05:58 | 2009 木3 専門演習
まず、宿題を返却しました。文章で書いてもらうこと、段落を意識することを述べました。

この授業では、課題に対する残りのグループの発表をしてもらいました。機械に翻訳ができるかどうかに関して激論?がありましたね。

人間の翻訳も同様ですが、

言い換えても言い換えきれない何かが常に残る

一方で、言語が異なっても、意外に伝わるものがある

という相克(そうこく)は常に興味深いテーマです。

さて、重要な概念としては、記号、シニフィアン、シニフィエに関して学びました。
また、恣意性(無契性)に関して学びました。

音声のところには十分に入れませんでしたが、息もれ音ときしみ音に関して実演しました。声優さんらがやっていることなるいろいろな声にも、名前があるものがあるわけです。

音の3つの要素。高さ、長さ、大きさは、メロディ、リズム、ボリュームと言い換えられますが、4つ目の要素が質(quality)です。これは、他の3つの要素のように直線状に分布しているわけではないですから多様です。

次週から春学期の重要なテーマである音声に関して、まず、p, t, k から入りたいと思います。

前回の宿題も含めて、

1.pやkはどのように発声されるのか
2.p, t, k は、配布資料の音声記号表のどこの位置づけられるのか
3.帯気音化(プリントの「火」は誤り)の原理の上の部分をみて、ph, p, b がどのように異なるか、図の意味を考える
4.5章までを読んでおく

の4点が宿題です。特に提出は必要ありません。
# by magicalmetaphoric | 2009-05-03 09:10 | 2009 木5 言語学
ハイファイセット 「冷たい雨」

   冷たい雨にうたれて 街をさまよったの
   もう許してくれたって いいころだと思った

   部屋にもどって ドアをあけたら
   あなたの靴と 誰かの赤い靴

赤い靴というだけで、女性がそこにいるという理解になるのが普通ですね。「あ、彼、新しい靴を買ったんだ、まぁ、派手だこと」とかならないですね。

真っ赤になった日本刀

にも、少なくとも3種類の解釈があることがわかります。言葉から、状況を思い浮かべ、言葉に書かれていないことをまで理解することを「推論」といいます。言葉に書いてないわけですから、場合によっては、個々人で異なる「推論」をしている場合も少なくないです。

その他、stingyとthriftyの違い、+generousとwastefulの4つの関係を考えました。

また、類義の例として、宿題でやってきてもらった、「言う」と「告げる」の差をグループで話し合いました。

次回(5/7提出)の宿題は以下でした。

「『言う』と『告げる』が異なる例文及び説明を2つ以上考えてきてください」

異なる、というのは、一方は容認できるが他方は容認できないとか、あるいは、意味が変わるとか、一方は少しおかしく感じられるとかです。

次回は、第2章の

・心的走査
・主観的移動

を行った後、

第3章のプロトタイプに入り、第4章の基本レベルカテゴリーにも触れますので、第4章まで読んできてください。
# by magicalmetaphoric | 2009-05-02 10:16 | 2009 木2 認知言語学
Pink Floyd の 歌詞を紹介しました。正確には以下でした。

Another Brick In The Wall (Part 2).

We don't need no education
We don't need no thought control
No dark sarcasm in the classroom
Teachers leave the kids alone
Hey, teacher, leave the kids alone !
All in all it's just another brick in the wall
All in all you're just another brick in the wall

その後、4つのテーマに関する本文の用例をみんなで確認し、グループで各テーマについて議論して、ボードに書いてもらいました。

最後に、プリント冊子を配布し、宿題を提示しました。

宿題は

1.(配布プリント冊子の(2)) stingy, thriftyの意味の違いおよびそれぞれの反対語を調べてください。

2.sayとtellの違い および 「言う」と「告げる」の違いを考えてみてください。

どちらも紙に記入して提出です。

4/23はちょっとスピードアップして、第2章、第3章をやる予定です。
# by magicalmetaphoric | 2009-04-17 15:34 | 2009 木2 認知言語学